天然ヒト型セラミド

世界初の「天然ヒト型セラミド」

ジェヌインR&Dは、世界ではじめて天然素材からヒト型セラミドを精製することに成功しました。
これまで化粧品などで利用されていた天然セラミドは、コンニャク、馬、コーンといった植物性・動物性の天然素材から抽出していましたが「ヒト型」ではありませんでした。
また、「ヒト型セラミド」と呼ばれていたものは、合成ヒト型セラミドであり、酵母を化学合成したものしかなかったのです。
私たちが作り出した「天然ヒト型セラミド」は、化学物質ではなく天然の醸造発酵粕から精製した、世界初のセラミドです。

天然に存在するセラミド関連物質(スフィンゴ脂質)

市販されているセラミド関連物質(試薬を除く)


※「天然」とは:化学合成品ではなく、また酵素による構造変換を行わず、天然物から抽出精製したものを指します。
※「セラミド」とは:化粧品の場合、角質セラミドである「N-アシルスフィンゴシン」を指します。食品の場合、天然のセラミド関連物質(スフィンゴ脂質)全般を指します。

天然ヒト型セラミド(ヒト型セラミドNP・AP)の特徴

・安定的に供給できる初めての天然セラミド
・シス異性体とL-異性体のないヒト型セラミド
・試薬として利用できる純度99%品も提供可能
・グルコシルセラミドやステロール配糖体との混合でも供給可能
・バリア機能改善効果の高い化粧品材料
・アトピー性皮膚炎治療薬
・食素材としても安全かつ有効

※ヒト型セラミドNP:N-テトラデカノイルフィトスフィンゴシン
※ヒト型セラミドAP:N-α-テトラデカノイルフィトスフィンゴシン

皮膚本来の保湿機能、バリア機能を強化

人の身体で最も大きな組織である皮膚の、一番外側にあるのが「角質層」です。この角質層を構成する角化細胞をつなげる役割をしているのが「細胞間脂質」と呼ばれる成分で、その細胞間脂質の50%をセラミドが占めています。
ですがこのセラミドは、年齢と共に減少し、肌の水分を十分に保持することが難しくなるため、年齢を重ねることで皮膚本来の保湿機能やバリア機能が失われてゆくのです。
外用のセラミドを利用することで、セラミドの減少を補うことが重要です。

ヒト型の極長鎖フリーセラミド

ヒト型セラミドとは、皮膚の角質層に存在する9種類の遊離セラミドのいずれかに相当するものを指します。糖などの極性基がなく、立体異性体がD体およびトランス体のものです。
ジェヌインR&Dが生み出した天然ヒト型セラミドは、炭素数が24と大きく極長鎖です。天然ヒト型セラミドは、植物性セラミドや、合成ヒト型セラミドと比べて高い保湿力を誇るのが特徴です。
短い分子のセラミドは水分を逃しやすく、十分な保湿効果を発揮できません。私たちの天然ヒト型セラミドは分子が長く、安定して水分を留めるこができるのです。

セラミド関連物質の基本構造

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